離乳食、情報は溢れているのに、どう進めていいか分からない!と思ったことないですか?
私は娘のとき、検索魔になっていました。
どの食材を、いつ頃、どうやってあげたらいいの!?と調べまくって疲れました。
第二子である息子のときには、娘のときより気持ち的にも楽に進められたんですよね。
同じような思いをする人が一人でも減ることを願って、実践した方法の中から、アレルギーが起こりやすい食材の進め方をご紹介します。
失敗談もあるので、これから離乳食を進めていかれる方のご参考になれば幸いです。
ただし、私は専門家でもなんでもないので、ご自身の判断でお願いします。
また、わが家は遺伝的に食物アレルギーのリスクは低いと考えていました。ご家族にアレルギーの方がいらっしゃるなどリスクが高いお子さんの場合は小児科医や専門家に相談してくださいね。
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離乳食のアレルギー食材:小麦はいつから?
食べることに慣れてきた7~8か月頃から、あげました。
くたくたに茹でてつぶしたうどんか、ふやかした食パンですね。
私は、食塩が気になるので、食塩不使用のうどんを選びました。
このベビーうどんは小麦粉のみで作られているので安心です!
うどんが大丈夫だったら、パンもあげられますが、パンは食塩や砂糖、卵など入っているものも多いので、成分表示の確認が必須です。
この頃に限らず、幼児であっても食塩は減らした方がいいと考えています。食塩が多いと腎臓に負担がかかります。
大人の食事は、大人にとっても塩分過剰気味と言われるくらいなので、3歳娘にも、まだ減塩を心掛けています。
離乳食のアレルギー食材:卵はいつから?
本などでは7~8か月以降に卵黄を少しずつあげてOKと書いてあることが多いですが、私は9か月以降にあげました。
まずは固ゆでの卵黄を耳かき1さじからです。
と、ここまではどの本にも書いてありますよね。それ以降の進め方がよくわからず苦戦しました。
私は、卵黄を耳かき1さじずつ、2~3回あげた後、離乳食スプーンで1さじ程度あげました。
娘は、卵黄はスムーズにクリアしました。
続いて、卵白も同様に、固ゆでを耳かき1さじから少しずつあげて、大丈夫!と思った私は、その後、全卵の炒り卵をあげたんですね~。
これが、失敗その1です。
小さじ1程度でしたけど、吐きました。
「吐く」というのも、アレルギー症状のひとつです。タンパクが豊富で身体が受けつけないのだと思います。
小児科医曰く、炒り卵はアレルギーがでやすいとのことでした。
でも、すぐにアレルギー検査となるわけではなく、「もっとゆっくり進めてみて」と言われただけでした。
また吐いたら嫌だったので、すぐには卵を再開する気になれませんでした。
娘はすでに保育園に通っていたので、保育園で食べる前に、家で食材を試してクリアする必要がありました。卵はクリアするのに時間がかかりました。
保育園に入ってからの離乳食の進め方はこちら↓
保育園入園後の【離乳食の進め方】を徹底解説!
1歳過ぎてようやく、卵再開。
少量の固ゆで卵白と、ホットケーキなどをあげて、慣らすことにしました。
その間、卵黄ボーロも食べていました。卵黄のみの使用なので、7~8か月頃からあげられます。私は卵黄をあげ始めた9か月頃から使っていました。
指でつまむことを覚えると、つかみ食べの練習にもなります。
この卵黄ボーロは、北海道産ばれいしょでん粉と国産原料で作られているので、安心してあげられました。
卵は、食べさせ始めのうちは、炒り卵などを避けましょう。固ゆで卵で慣れたら、よく焼いた目玉焼きも活用していました。
離乳食のアレルギー食材:牛乳の進め方
まずは、加熱して料理に混ぜて食べさせます。7~8か月頃からと推奨されているので、8か月頃からあげました。
ほんの1滴から始めて、少しずつ増やしていきました。娘は加熱した牛乳は大丈夫でした。
しかし、1歳過ぎてから、飲み物として、加熱していない牛乳を飲ませたら、吐きました。
これが失敗その2です。
初めて飲ませた日、少し体調がよくなかったので、アレルギーなのか、体調のせいなのか、判断できませんでした。
少しくらい大丈夫かな?と判断が甘くなっていたことは否めません。
新しい食材を試すときは必ず体調のいい日にしましょう。
牛乳も乳タンパクが豊富なので、身体が受けつけないことがあります。
娘の場合、体調がいい別の日にも懲りずに試して、やはり吐きました。
ヨーグルトもチーズもすでに食べていたので、乳製品ではなく牛乳がダメなようでした。
そこでようやく、かなり慎重に非加熱牛乳を進めることにしました。加熱後の離乳食に、非加熱の牛乳を少量加えて飲ませました。
こうして、飲み物としての牛乳もクリアするのに時間がかかりました。
離乳食のアレルギー食材:ピーナッツはいつから?
ナッツ類は、アレルギーのリスクがけっこう高いですよね。
早期にあげるのがほんとうにいいのかは分かりません。ただ、ナッツは3~4歳で初めて食べてもアレルギー症状がでることもあるので、タイミングの問題ではないのかもしれません。
私は、1歳前に一度試すことにしました。
試すかどうかはご自身の判断でお願いします。
どうやって試そうかと調べた結果、ピーナッツペーストにたどり着きました。
市販のピーナッツペーストには余計なものがたくさん入っています。
選ぶなら、砂糖も添加物も不使用、千葉県産ピーナッツ100%でできたこのペースト!
娘も息子もこれを耳かき1さじから始めて、ぶじクリアしています。
甘みは少ないですが、大人が食べてもおいしいです。焼いた食パンにピーナッツペーストとメープルシロップをかけると、ほら高カロリー朝食のできあがり♪
離乳食のアレルギー食材:えび、かにはいつから?
卵や牛乳のことがあったので、慎重に進めました。
えびは、保育士さんから聞いた方法でスタートしました。
「かっぱえびせん」です。
この、1才からのかっぱえびせん、とっても薄味です。
その後、小えびを小さく刻んだものを食べさせて、クリアできました。
かには、カニカマからスタート。
ほんとうのかにや、かにエキスが入っていないと意味がないですし、余計な添加物もなるべく摂りたくないので、成分表示はしっかりみてくださいね。
えび、かにはぶじにクリアできました。
離乳食のアレルギー食材:そばの進め方
娘のときは、完了食が終わって、1歳半頃に、ゆで汁を1さじあげました。その後、そば1cm程度、と進めてみたところ、何も起こらなかったのでクリアとみなしました。
でも、そばをちゃんと食べるようになったのは2歳半頃からです。
息子には、うっかり(←)1歳前に、ゆで汁からあげましたが、大丈夫でした。
そばもアレルギーリスクが高いので、慎重に、あげるタイミングや、その日の体調など見極めましょう。それが難しいのですが。
そばをあげるのは、完了食期以降を推奨している本が多いかな?という印象です。
離乳食のアレルギーでどんな症状がでるの!?
アレルギー症状として、口の周りや身体が赤くなったり、蕁麻疹が出たりする印象が強いのではないでしょうか。
それに加えて、嘔吐や下痢という症状が起こることもあります。
気になるときは小児科で相談するのがベストですね。って言うまでもないことですね。
わが家のかかりつけの小児科では、嘔吐がみられてもすぐにアレルギー検査はしませんでした。実際、その後アレルギー症状は出なくなり、クリアしています。
アレルギーは体質が大きいとは思いますが、適切なタイミングや与え方も少なからず影響しているのかもしれません。
離乳食の進め方で参考にした本
アレルギーの本ではなく、ふつうの離乳食の本ですが、アレルギーに気をつける食材のことももちろん書いてあります。
必要なことがコンパクトにまとまっていて、フリージングのコツも分かりやすいです。もっと分厚い本も図書館で借りて読みましたが、手元に置いておくのに便利な一冊は、これです!
アレルギーは怖いけど楽しく離乳食を進めよう!
以上、離乳食のアレルギーが起こりやすい食材の試し方をご紹介しました。一例として参照してもらえるとうれしいです。
アレルギーが起きないように慎重になることも大事ですが、一番大事にしたいのは、楽しく食べること!
ご飯はおいしいね、って伝えること。
幸い、娘も息子も、ご飯大好き、食欲旺盛な子に育ちました。
自我が出てくると多少の好き嫌いや、見た目による食わず嫌いも出てきますが、食べずに苦労したことはほとんどありません。
これを読んでくださったあなたのお子さんが、楽しく食べて、アレルギー食材をクリアしていけることを願っています!