産休・育休

育休中に子連れでいける育休プチMBA勉強会に行くべき理由7つ!

この記事にたどり着いたということは”育休プチMBA勉強会”のことが、気になっていますね?

こんにちは、かものはし(@platypus___)です。

メディアにもよく取り上げられていますし、育休者界隈では、有名になりつつある育休プチMBA勉強会。

でも、何をしているのか分かりづらいですよね。

かものはし
かものはし
私も初めて参加する前はそうだったよ!

合計6回、育休プチMBA勉強会に参加した私が、余すことなくその魅力をお伝えします!

この記事、育休プチMBA勉強会の公式Facebookに紹介していただきました!

育休プチMBA勉強会は子連れで参加できる学びの場

育休プチMBA勉強会は、簡単に言うと、育休中の人が子連れ(1歳未満のみ)で参加できる勉強会です。MBAとありますが、MBAを取得するための場ではありません。

創設者であり、代表の国保祥子(こくぼあきこ)さんによると、育休者のスムーズな復職を支援するための勉強会だそうです。

…と、書かれても、実際にどんなことするの?なんだか難しそう。。。と感じるかもしれません。

私も、初めて参加する前はそうでした。

かものはし
かものはし
内輪な会だったりしないかなー?

育休プチMBA勉強会の存在を知った当時、私は、悩んでいました。

第二子である息子の事情から、0歳4月復帰を諦め、保育園の出生前仮申請も取り下げ、育休を延長することを決めました。

長く一緒にいられる嬉しさもある一方で、切迫早産で予定より早く産休に入ってしまった悔しさも相まって、早々に復帰することを楽しみにしていたので、残念でした。

伸ばさざるを得なくなった育休。でも、それを嘆いて過ごしても仕方がない、せっかく長くなったのだから、育休中になにかしたい!と、ようやく気を取り直し、ではなにをしよう?と悩んでいたのでした。

かもたくん
かもたくん
気持ちを切り替えていたんだね!
かものはし
かものはし
そうだよー!

Facebook上で、友人が興味を示していて育休プチMBA勉強会の名を目にしました。

MBAを取るつもりはなかったし、友人経由で発見していなかったら、スルーしていたかもしれません。

そのイベントページを覗いてみたら、何をするかは、よく分からないけれど、”現在育休中で、復帰後も仕事をがんばりたい人”が来るだろうな、という点で興味をそそられました。

息子は生後3か月。冬真っただ中でしたが、第二子という気持ちのゆとりもあり、おでかけもしたくなっていた時期でした。

初めての場で、しかも当時の会場は、うちから少し遠く、娘の保育園の送り迎えがぎりぎりになりそうなこともあり、散々迷いました。

かものはし
かものはし
初めての場に足を踏み入れるのはハードルがあるよね

迷いましたが、行ってみないと分からないし、ここで行かなかったら後悔する!と、思い切って参加することにしました。

育休プチMBA勉強会は3回参加するとその効果を実感?

私は、参加してとてもよかった。よかったので、合計6回も参加しました。

この勉強会、国保さんによると、3回参加することで、より効果を実感できるそうです。初参加の勉強会でそのことを聞き、騙されたと思って3回参加してみよう、と思ったのが、6回通うことになったきっかけです。

回を重ねるごとに、ケースとして読んでいる視点がすべてじゃないのかな。この人の上司はこの状況をどう思っているのだろう?と自然と考えている自分がいました。

子連れでいける育休プチMBA勉強会は自分のための時間

育休プチMBA勉強会の最大の魅力は、”自分のための時間”であること。育休中のワーママは、家の中や子ども中心の場が生活のほとんどを占めます。

自分のための学びの時間、大人同士、ワーママ同志で話せる時間が持てるって本当に貴重です。

その魅力をもっと見ていきましょう♪

ワーママが子連れでいける【育休プチMBA勉強会】の魅力7つ!

私がおすすめする育休プチMBA勉強会の魅力をたっぷりご紹介します!

同じ立場の人と出会える

私が期待した通り、育休中だけど、これからも仕事を意欲的にやっていきたい、という女性が集まっていました。

グループごとに自己紹介をして、そのメンバーでディスカッションする時間もあります。

自然と、自分の仕事のこと、家庭の状況(夫の協力具合等)などの話も出てきて、悩みが似ていたり、お互いの試行錯誤を話したりして、盛り上がります。

勉強会後のランチ交流の時間には、保活や会社・部署の働きやすさなど、ワーママならではの話題でさらに盛り上がります。

SNS等でつながり、その後も情報交換できる相手に発展することもあります。

育休中には使わない頭を使える

勉強会は、”復職後のワーママあるある”のケースを用いた、ケースメソッド方式で進められます。

ファシリテーターから投げかけられる問いに沿って、ケースの内容や自身の経験などを基に、ケースの問題や課題、解決策などを考え、深掘りしていきます。

まずは、自分ひとりで考えて、グループ内で共有し、全体の場でもディスカッションをします。「どんな発言でも大丈夫、ひとりひとりの発言が、他の誰かの気づきになる」とのこと。

そのケースが、また、本当にありそうなんです(実在のモデルがいたりするようです)。軽くスポーツをしたあとのような爽快感があります。

自分の考えを言葉にして発言する機会になる

例えば、「登場人物△△が抱える問題は何か?」という問いに対する答えを、まずは自分で考えて、グループメンバーや全員に共有します。ぼんやり思ったことを言葉にする練習、それを他の人に伝える練習になります。

全体ディスカッションの場で発言するのは、初めはとってもハードルが高いです。手を挙げる前にはかなりドキドキしました。でも、いざ発言できると、気持ちいいんですよね。

もちろん、「もっとこういう風に言えばよかった」というときもありますが、それはそれで、次へのステップとなります。

様々な意見を聴いて刺激を受ける

自分では全然気づかなかった、思いつかなかった意見を聴くことができます。

同じケースを読んでいても、捉え方が違えば、見えてくるものが変わります。

その意見は、その人のこれまでの経験や職場の状況などが反映されていることが多く、そこから広がる話も興味深いです。

逆に、私はこういう経験をしてきたから、今こう考えているのかも、と妙にひとりで納得することもあります。

「ひとりひとりの発言が、他の誰かの気づきになる」ってその通りだなぁと。

上司の目線を知ることができる

上司はどういう視点で物事を判断しているのか、何を考えて部下と接しているのか、ということを、ケースを通じて知ることができます。

印象的だったのは、一見全くつながりがなさそうな2つのお話が、実は同じ課の課長と育休明けの女性社員の話だった、というケースです。

同じ課に属していながら、見えている世界がこうも違うのか、と驚きました。

といっても、キャリア志向の勉強会、というわけではありません。

上司の目線や考えを知ることで、部下として働くときに、上司を味方につけて働きやすくするためのヒントが詰まっているという感じでしょうか。

特に参加回数を重ねることで、「この場合上司の目線で考えたらどうなんだろう?」と自然に考えられるようになってきた気がします。

情報交換の場ができる

勉強会参加者限定のFacebook上のコミュニティがあります。

けっこう活発に投稿されています。

時間制約のある中での仕事のやりくりや、病児シッターや家事代行の活用、夫婦の予定管理方法など、仕事と家庭の両立に関する情報交換がされています。

投稿に対して、丁寧にコメントを書かれる方が多くて、投稿者以外にとっても参考になる情報ばかりです。

オフ会も時々開催されていています。私も参加したことがありますが、初対面と思えないほど、盛り上がります。勉強会で会った人と再会できることもあります。

復職に向けた様々な想定と準備ができる

勉強会のケースでは、様々な困難に陥っている育休明けの女性社員が出てくることが多いです。

育休明けの先輩の、仕事に対する姿勢の変貌ぶりをみて、残念に思う後輩女性社員なども出てきます。

復職後に、どういう困難に陥る可能性があるのか、周りの社員はそれをどう受け止めるのか、など様々な状況を想定し、それに対して自分は何ができるのか、を考えておくことができます。

復職経験者からしても、本当に”あるある”と思える内容や、あ、こういう状況に陥る可能性もあるな、と気づかされる内容になっています。

それこそが、ケースメソッドの醍醐味なのでしょうけど。

育休プチMBA勉強会の創設者であり代表である国保祥子さんの著書

実は、友人のFacebookを見て育休プチMBA勉強会を知ったのとほぼ同時期に、別の友人が読んだ本としてFacebook上で登録していたのを見て気になった本「働く女子のキャリア格差」。

さっそく私も読んでみたところ、本の中にも育休プチMBA勉強会のことが触れられていてました。これはもう、行くしかないって思いましたね。

この本、働く女性向けっぽいタイトルなのが、すごくもったいないんです。

ワーママにエールを送る本であると同時に、上司や同僚から誤解されやすいワーママの、育休復帰後の苦悩や実際が書かれています。

上司がどう対応してくれるとワーママが働きやすいか、など、管理職やパートナー、人事の方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

育休プチMBA勉強会とワークシフト研究所

育休プチMBA勉強会はワークシフト研究所が監修しています。ワークシフトのCSR活動の一環とのことです。

1回5,000円の参加費は、会場費や教材費等でぎりぎりの価格。

少しでも多くの働くママに参加してほしいと願っての価格設定だそうです。

また母体であるワークシフト研究所でも、WSIプチMBAという、専任講師による、交渉学などの各種セミナーもやっています。

こちらも子連れでいけるのでおすすめです!

子連れでいける育休プチMBA勉強会で復職の不安を軽減しよう!

以上、思いつく限り、育休プチMBA勉強会の魅力を書いてみました。

ちなみに、女性だけでなく、育休中の男性も参加することができ、実際、ご夫婦で参加されている方もいました。

参加することでさまざまな観点から復職に備えることができます。

不安が完全になくなることはないでしょうが、ワーママ同志たちと出会うことで励みになります。

育休中の方に、とってもおすすめです!

最近は、チケットが発売後20~30分で完売することが続いているようです。

興味のある方は、公式サイトで、参加方法や、スケジュール等ご確認ください♪

育休プチMBA勉強会公式サイト
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育休プチMBA勉強会スケジュール

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かもたくん
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