もうすぐ復職を控えたみなさま、夫婦で家事育児の分担していますか?
こんにちは、かものはし(@platypus___)です。
ワーママのみなさん!いつも家事に育児に仕事にお疲れさまです。
うちの夫は、自他ともに認める”イクメン”で、よくやってる!と家族親戚から絶賛されています。
(イクメンという言葉はあまり好きではないのですが、あえて使ってます)
そんな私たち夫婦の家事育児分担をAERA共働きの家事育児100タスク表を使って見える化し、分担するコツを考えてみました。
現在私は第二子育休を経て復職していますが、今回は第一子育休後に復職したときの状況です。
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ワーママに話題のAERA共働きの家事育児100タスク表
ワーママの間で一時期話題になったAERA共働きの家事育児100タスク表。
朝のタスクと夜のタスク、不定期タスクの3つに分類されています。名もなき家事も記載されており好感が持てる表です。
子どもが小学生の家庭向けのタスク表もあります。
AERA共働きの家事育児100タスク表で見える化する方法
今回、Excelに起こして、わが家の家事育児分担状況を色ぬりしてみました。
- 夫が7割以上やっているタスクは青
- 妻が7割以上やっているタスクはピンク
- 夫:妻が4割:6割~6割:4割のタスクは黄色
- 該当しないタスクは置き換え可(グレー文字)
- 置き換えが思いつかないタスクはグレー
【子ども一人編】共働きの家事育児分担を見える化した結果
まずは、私たち夫婦の分担結果をみていただきましょう!
どうですか?
思ったより夫のタスクが少ないと感じたでしょうか。これでも、自他ともに認める”イクメン”で私の家族親戚から絶賛されます。
この結果から、改めてわが家の家事育児分担を考察してみました。
子ども一人の共働き夫婦の家事育児分担を考えてみる
私たち夫婦の分担を簡単に言うなら、名前のあるタスクは概ね半々、一般的な名前のないタスク(名もなき家事)はほとんど私、ということになります。
名もなき家事とは
時々耳にしますよね。例えば、ごみを捨てると一言でいっても、捨てる前にごみ箱の中身を回収して集める作業が必要です。
洗濯やお風呂掃除といった分かりやすい家事ではなく、誰かがやらないと生活が回らないけど、はっきりした名前がついていない家事のことを言います。
子ども服の衣替えやサイズ確認などもそうですね。
朝は夫か私のできる方がやるけど、夜はほぼ私のワンオペ状態。
第一子育休明けに復職した際は、私は時短勤務をしており、基本的に私が娘のお迎えをしていました。
復職から半年以上経って、どうしても必要なときは残業していましたが、今と違って、夫と取り決めた週一回の残業日などはありませんでした。
当時、大きな不満はありませんでしたが、大変だったのはたしか。
ただ、妻が時短をとってなんとかしないといけない、大変だけどこんなものだろう、と勝手に納得した気になっていました。
不定期タスクを除いて、平日の朝夕にやるタスクをみると、夫のタスクは主に4つ。
- 保育園送り
- ごみ捨て(集めるのも含む)
- 食器・キッチンの片付け
- お風呂掃除
- 洗濯(回す・干す・畳む)
- 病児対応(保育園の呼び出し対応含む)
- 朝の子どもの準備
残りが私のタスクです。
- 保育園のお迎え以降の子ども対応すべて
(ご飯、お風呂、遊び、絵本) - 献立を考える
- 米を研ぐ
- 夕ご飯/離乳食をつくる
- 寝かしつけ
AERA共働きの家事育児100タスク表の弱点を理解して活用しよう!
共働きの家事育児タスク100タスク表は、見える化するのに便利ですが、弱点が2つあります。
1つ目:異なる重みの家事育児タスクが並列されている
例えば、「残ったご飯をラップする」と「夕食の食器を洗う」では、かかる時間や作業量がまったく違いますよね。
でも、この表では並列に記されているので、家事によってかかる負担は見えづらいです。
不定期タスクも頻度が異なるものが混ざっています。
単純に色の割合だけでは測れないということを留意しておかないといけません。
2つ目:丁寧な暮らしをしている人向けの家事育児が配置されている
まずは、朝のタスクを見てください。
便宜上、色をぬっていますが、わが家では以下タスクを朝にはやりません!
- お茶を作り置きする
- 献立を考える
- 宅配食材を注文する
- 部屋を片付ける
- 掃除機をかける
- トイレ掃除をする
- 米を研ぐ
- 風呂掃除をする
朝はなるべく省力化したいので、必須のことしかやらない…というかできません。もっというと、毎日するタスクは太字のみで、あとのタスクは2日に1回~週1回程度です。
夜のタスクも見てみましょう。
夜のタスクにも、毎日はやらないタスクがいくつかありました。
- 残ったご飯をラップする
- ランチョンマットを替える
- 洗濯物(取り込む、たたむ、しまう)
- アイロンをかける
- 靴を磨く
娘は保育園にかよい始めた生後6か月のときは、すでに朝までぐっすりの夜泣き知らずだったので、夜泣き対応もありませんでした。
この本を読んで夜泣きを回避しました!
不定期タスクは頻度が異なるものが混在していると上でも書きましたが、家庭や時期によってもその頻度はばらつきそうです。
保育園の呼び出しや夕方からの発熱は、復職して半年くらいは多いですが、それ以降は格段に減って楽になります。
【子ども一人編】夫婦の家事育児分担をさらに考えてみる
上述したように、このタスク表、とても丁寧に作られています。
平日の朝にトイレ掃除とか掃除機とかしなくていいです。やれるとしても、ルンバのスイッチを押すくらい!
省力化して必要最低限のタスクのみに絞るのがおすすめです。
また、名前のないタスクは私に偏りがちと書きました。
私の中で負担なのは、子どもの衣類のサイズチェックや衣替え、レジャーの予定を立てるあたりでしょうか。
とくに子ども服の整理は性別サイズ別に分類してしまっておくのが大変。
P-TOUCH-CUBE(ピータッチキューブ)で手軽にラベルを作れるのが救いです。
ただ、子ども服の整理などは主に季節の変わり目なので、一時的に負担は高まるけど、普段は発生しません。
1回ごとの負担は大きくないけれど、地味にめんどうなのは、予防接種や健診の予約とスケジュール管理、と日用品の在庫管理です。
夫はトイレットペーパーやおむつを買ってきてくれますが、それは私がお願いしているから。仕事帰りに言われるがままに買ってくるだけ。
おむつは私が安いときに赤ちゃん本舗やスーパーで買うこともありますが、そういうこともしません。
洗濯洗剤や子ども用シャンプーなどはAmazonでまとめ買いしてくれますが、こちらも主に私がお願いしています。
こういう、ちょっとしたことだけど、自分の手を離れると楽になる名前のないタスクは、思い切って相手に渡してしまうことを検討してみてください!
私は夫に、日用品の管理から購入までを一貫してお願いしたい!!
これは、二人目復職後の、今の私の願いです。
共働きの家事育児100タスク表から考える夫婦分担のコツ!
最大のコツはずばりタスクを見える化すること!
このタスク表の通り「子どもをお風呂に入れる」ひとつとっても、いくつかのタスクに分けることができます。
「お風呂のスイッチを押す」
「子どもをお風呂場まで連れていく」
「子どもとお風呂に入る」
「子どもの身体を拭く」
「子どもにローションをぬる」
「子どもにパジャマを着せる」
「子どもの髪を乾かす」
こんなにあるんですよ!
子どもに自我が出てくると、どれか一つとっても意外と労力がいるんです。
楽しくもなりますけどね!
タスクを細分化することで、分担できる場合は、分けてしまいましょう!
これを読んでくださる方はよくご存知のように、名もなき家事はたくさんありますよね。
タスク表にないもので言うと「(洗面所、キッチン、トイレの)タオル交換」「レンジの庫内掃除」「洗面台の掃除」「玄関掃除」…
書いてしまえばタスクとして認識できますが、意識してタスク化しないと「私のタスクはタオル交換」とはなりにくいですよね。
気づいた人がやることになります。
夫は私がトイレのタオルを変えていることに気づいているのかすら怪しいレベル。
今、夫には「日用品や子ども用品の在庫をチェックする」というタスクがインプットされていません。
名前のないタスクには名前をつけて、分担しましょう!
タスク化してもすぐにそのタスクを全面的にお願いできるかはまた別の話ですが…少しずつ夫に定着してほしいものです。
共働きの家事育児100タスク表で夫婦の分担を見える化してみよう!
以上、AERA共働きの家事育児100タスク表を使って夫婦の分担を見える化してみました。
今回は、原型が分かりやすいように、朝・夕・不定期タスクの配置を変えずに使用しました。
友人の中には、このタスク表をアレンジして、復職前に自分たち夫婦版タスク表を完成させた人もいます。
夫に、自分がいかにやっていないかを認識してもらう機会にもなります。
(ただし、夫の性格によっては言い方や見せ方を気をつけないと喧嘩になりそうですね…)
逆に、こんなにやってくれてるんだ!と再確認して感謝するきっかけになるかもしれません。
一度試してみてはいかがでしょうか?