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外資系企業への転職を後悔しないために!内資系との違い7つの噂を検証

外資系企業への転職は興味があっても一歩踏み出すのに勇気がいりませんか。

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外資系企業でやっていけるか不安…
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外資系企業への転職を検討する前に実際の様子を知りたい

この記事では、外資系企業への転職を後悔したくない方へ、一般的に外資系企業に対して多くの人が持っているイメージや噂のウソホントをご紹介しています。

また、内資系企業で働いていた私が、外資系企業へ転職して受けたカルチャーショックと併せて、外資系企業のメリットとデメリットをお伝えしますね!

私自身の経験と内資系や外資系企業に勤める友人たちの話をもとに書いています。すべての企業で当てはまるとは限りませんことご了承ください。

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外資系と内資系の違いにまつわる7つの噂を検証

外資系企業に転職する前に私が思っていたイメージも含めて、巷でよく聞く外資系企業に関する7つの噂のウソホントを検証しました。

1) 外資系企業は英語のコミュニケーションが基本?

半分ウソ

英語が公用語という外資系企業は確かにあります。

一方で、主なコミュニケーションが日本語という外資系企業もたくさんあります。

私のいる会社は日本人同士の会議やメールのやりとりは日本語です。

ただし、上司が外国人となる場合もあり、その場合には英語でのコミュニケーションが必要となります。

また部署や職種によっては、本社や海外メンバーとのやりとりが発生します。

私は英語ができない状態で外資系企業へ転職しましたが、なんとか食らいついています。

すべての会社でコミュニケーションの基本が英語ではないけれど、英語を使う場面は多かれ少なかれある、といったところでしょうか。

ただし、英語ができた方がいいのは間違いないです。

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2) 外資系企業は柔軟な働き方ができる?

わりとホント
※ただし金融とコンサルはやばい

外資系企業は、テレワーク(在宅勤務制度)やフレックスタイム制度などが整っていることが多いです。

私のいる会社はテレワークは上限回数もなく月に何回でも利用でき、かなり自由度高いです。フレックスタイム制度のコアタイムもないので、いつ会社にきていつ帰ってもよくなりました。

※コアタイムとは必ず仕事しなければいけない時間のことです。
例えばコアタイムが10:00~15:00ならば、フレックスタイム制とはいえ、10:00までにきて、15:00以降にしか帰れません。

柔軟な働き方を求めて、育休中に外資系企業へ転職した友人も複数人います。

ただし、銀行や証券会社、経営コンサルティングの外資系企業はかなり多忙ですので、柔軟な働き方とはいかないかもしれません。

3) 外資系企業はスペシャリストを求めている?

ホント

内資系の場合、仕事内容がそれほど細分化されておらず、雑務など本来の業務と関係のない仕事までやることが多いです。

実際私も、転職前の内資系企業では、研究職なのに、社内イントラネットの部門のページを作成する仕事を、本来の業務とは別に任されていた時期がありました。

雑務に限らず、内資系企業はスペシャリストではなくジェネラリスト(広範囲にわたる知識を持つ人)を育成する傾向があります。

「総合職」という名称が物語っていますよね。

一方の外資系企業は、スペシャリスト(専門家)を求めています。ジョブローテーションをすることはありますが、仕事内容は細分化されています。

もちろん未経験でもチャレンジできる求人はたくさんあります。

私は未経験から製薬会社のMSLへ転職しました。

まずは情報収集から始めてくださいね。

4) 外資系企業の評価は成果重視である?

よくも悪くもホント

外資系企業の人事評価は成果重視であることは多いでしょう。

とはいえ、プロセスをまったく見ないわけではありません。

とくに最近の人事評価は、目標達成の可否だけではなく、達成するまでの行動と本人の資質も評価に盛り込もうという動きがあります。それは外資系企業でも同じです。

また、成果重視であることがプラスとなる場面もあります。

産休や育休にはいるときです。

転職前の会社では、「産休に入った年や育休明けの年は、勤務日数が少なくなることから、有無を言わさず最低ランクの評価になる」と上司からはっきりと言われました。

一方、今の外資系企業では、半年勤務して産休に入った場合、半年間でのパフォーマンスをみて評価してくれます。

5) 外資系企業は評価査定が厳しい?

わりとホント

外資系企業は、半年ごとに査定があり、一定以上の基準を満たしていないとクビになると聞いたことがありました。

私の会社は、そういった定期的な査定はありません。

しかし、友人が勤める外資系企業は、一定期間ごとの評価でクビ同然に会社を辞めることもあるとのことでした。

会社ごとに風土は異なります。アメリカの会社なのか、ヨーロッパの会社なのかなどによっても風土はかわります。

定期的に査定があるほうが目標が明確でがんばれるという方もいれば、追われるようなやり方では力を発揮しにくいという方もいます。

外資系へ転職する際には、自分が力を発揮できる風土なのかを見極めることも大切です。

6) 外資系企業の日本法人は本社の意向に逆らえない?

わりとホント

内資系企業は自分たちが本社ですが、外資系企業の場合は、考え方や文化が異なる外国に本社があります。

外資系企業の日本法人は、大事な決断をする場合は本社の合意を得る必要があります。

逆らえないといっても言いなりなわけではありません。交渉する余地はありますし、本社の意向を変えられるケースもあります。

そのためには日本の文化や事情を理解してもらい「今これをするのが必要なんだ」と伝えることが大事です。

また、業界によるかもしれませんが、日本の市場が大きくて売り上げが期待されていると、日本は重点的にフォローしてもらえることもあり、要求が通ることもあります。

少なくとも私の会社はそうです。

このあたりの本社との関係は、会社によるかもしれません。

7) 外資系企業は突然日本から撤退することもある?

ウソではない

外資系企業が日本法人を設立しているのは、利益が見込めるからです。

頻繁に起こることではありませんが、日本法人を置く価値がないと判断したらすぐに撤退する可能性は常にあります。

会社ごと撤退するのではなく、日本に供給している製品を取りやめることもありえます。

と言っても、日本法人を置いているようなグローバル企業は母体も大きいことが多いので、しょっちゅうあることではないでしょう。

外資系企業へ転職するデメリットとメリット

私が感じる、外資系企業へ転職するデメリットとメリットを挙げました。

外資系企業へ転職するデメリット

外資系企業へ転職するデメリットは正直、感じていません。

というと「ほんとかよ!」と言われそうなので、一つだけ挙げます。

外資系企業に限った話ではありませんが、転職すると「同期」がいません。同時期の中途入社メンバーはいますが、同期ほどのつながりはありません。

私は前職で、同期入社が多い世代で、各部署に同期がいました。他部署のことで聞きたいことはまず同期に聞いてみることで情報を得られ、その後最適な人に連絡することができました。

同期ネットワークのない転職先の会社で、新たに社内の人脈を広げていくのは、少し大変でした。

外資系企業へ転職するメリット

外資系企業へ転職することによるメリットは3つあります。

外資系企業の中でも差はあると思いますが、私が経験したことです。

  1. 柔軟な働き方ができること
  2. よけいな雑務が少ないこと
  3. 職場環境が整っていること
柔軟な働き方

今の会社は、在宅勤務(テレワーク)制度とフレックス制度、主にこの二つの制度により、子供がいてもフルタイムで働くことができています。

一部の対面でないと難しい会議以外の、多くの会議はスカイプ会議で済ますことができます。

前の会社では、時間休を取ることはできましたが、定時が決まっていましたし、テレワークもできません。

夫が勤める内資系企業にも同様の制度はありますが、上司の考えが古く、活用できないのが実情のようです。

一方、別の外資系企業に勤める友人たちからは、私の会社と同様、テレワークやフレックスが比較的活用されていると聞きます。

外資系企業の方が柔軟な働き方ができる会社は多い印象です。

よけいな雑務

スペシャリストを求める外資系企業は、自分の本来の業務以外の雑務はそれほど振られません。

また、カルチャーショックを受けたのは、出張手配時の簡便さです。前の会社では、学会に参加するために2週間前に申請を出して、上司や人事総務の印鑑を5~6人分もらう必要がありました。

それが、今の外資系企業なら、上司の許可のみです。そもそも海外に印鑑文化はないので書類はすべてサインで完了します。

よけいな雑務がないのが、業務もはかどりますし、ストレスもその分減ります。

職場環境

もう一つのカルチャーショックは、コーヒーやお茶、水が飲み放題だったことです。自販機のペットボトルも格安で購入できます。

ちょっとした打ち合わせスペースも多くあり、働く環境は整っていると感じます。

小さなことですが、その会社で働くことの満足度が上がる一つの要因になりえます。

外資系企業への転職は未経験職種でもできる?

外資系企業はスペシャリストを求めている、と書きましたが、未経験職種でも転職することはできます。

誰でも初めは未経験です。すべての職種が経験者を採用するわけではありません。

ただし、関連する知識やなんらかの経験を求められることはあります。

例えば、私が未経験からなった製薬会社のMSLメディカルアフェアーズは、職種としては未経験でも採用されます。

ただし、ベースとなる生命科学の知識や研究の経験など、一定以上のバックグラウンドが条件となります。

自分の経歴のどの部分が、どういう職種に役立つのかは情報収集してみないと分かりません。

私が転職活動していたときは、MSLという職種自体を知りませんでした。

転職エージェントからこういう職種もあるよと教えてもらって興味をもち、MSLとして外資系の製薬会社へ転職しました。

転職活動をすることで、自分でも気づかない強みが見つかることもありますし、自分の知らなかった職種が、実は自分に合っているというのが分かる場合もあるのです。

外資系企業の転職を成功させるためにエージェントは必須

私自身が転職活動をした経験から、外資系企業も見据えて転職活動する場合は、転職エージェントを活用するのが、早道かつ最適です。

「いざ転職したい」と思ってから転職エージェントを利用するのではなく、「転職に興味がある」くらいの段階から転職エージェントを活用して、情報を集めておくことで、満足のいく転職につながります。

なぜなら、転職活動は、婚活などと同じで、会社との出会いを広げるためのものだからです。

転職市場の求人案件は日々変わります。自分に合った求人がいつでもあるわけではありません。

そのためにも転職エージェントに登録してゆるーく情報収集を続けましょう。

情報を得ることで、今やっている仕事との比較をすることもできます。

自分の経験がどのように活かせるのかを知るきっかけにもなります。

かものはし
かものはし
私は今すぐ転職する気はないけど、転職エージェントから時々情報をもらっているよ

以下のように、転職エージェントの登録時に「転職希望時期」を選択する欄があります。

急いでいない場合は「未定」で登録しましょう。

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外資系企業に転職すると当たり前なこと

初めて転職する際は緊張するものですよね。とくに内資系企業に勤めていると、転職して中途入社してくる人はあまり多くありません。

しかし、一度外資系企業へ転職すると分かることがあります。

「転職って意外とできるもんだな」

外資系企業には、転職して働いている人がたくさんいます。

キャリアアップのために転職する人も多いです。

そのような環境なので、転職は当たり前と感じます。

もちろん、転職するだけがキャリアアップではないし、同じ会社で長く務めるメリットもあります。

どちらが良い悪いではなく、自分の成長や働く意義が見いだせる場所で、働くことが大事です。

外資系企業への転職に不安はつきもの!

ここまで、後悔しない外資系への転職をするために色々とお伝えしてきました。

念のため言っておきます。私も初めは不安でした。

内資系企業で、たくさんの同期に囲まれて、なんとなくこの会社でずっと働くと思っていました。

まさか、私が転職をすることになるとは、思っていませんでした。

でも、5年先、10年先を考えたとき、ここにいてなにを得られるんだろう?社内スキルばかりが磨かれるのではないか?今動かなければ後悔するのではないか?

そう考えて、私は転職活動をしようと決めました。

ふだんの仕事をしながらの転職活動でしたが、思ったよりスムーズに進みました。

細々とした会社とのやりとりは転職エージェントがやってくれますし、職務経歴書のひな形や面接の想定質問ももらえます。

面接の準備も想定質問に沿って自分の考えを練っておくことで十分に対応できました。

今は、あのとき転職活動に踏み切って本当によかったと感じています。

外資系企業への転職を後悔しないために内資系との違いを理解して踏み出そう!

外資系企業と内資系企業の違いや、外資系企業のデメリットメリットをご紹介しました。

内資系企業で働いていて外資系企業に興味がある方
外資系企業に興味はあるけど踏み出せない方

一歩踏み出せば、今とは違った世界が見えることもあります。

転職活動をした結果、「今は時期じゃないな」とか「やっぱり今の仕事がいちばん!」と思うこともあるかもしれません。

それが分かることにもかなり意味があります。

転職エージェントを活用して、「転職活動を始めてみたけど転職しないことにした」場合でも費用はかかりません。

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