離乳食に必須の出汁、何を使っていますか?
昆布だし、鰹だし、いりこだし、椎茸だし、あごだし、、、色々ありますね。
私は、離乳食初期の、最初の出汁には、ベジブロス=野菜だしを使うことにしています。
一時期話題になった、野菜くずからつくる出汁です。ベジブロスを使ったメニューは娘にも息子にも好評でした。
覚書の意味も込めて、作り方から保存、その活用レシピまでをまとめてみました!
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ベジブロスの作り方
まずは、オーソドックスな作り方をご紹介します。
基本の作り方
1)皮や種、芯などの野菜くずを集めます。
5種類以上、両手いっぱい程度が望ましいです。一度に集められない場合は、発生したくずを乾燥させた状態で冷蔵保管します。
例えば、ある日のベジブロスの材料は
- かぼちゃの種、皮
- りんごの芯
- 青梗菜の根元
- 人参の皮、ヘタ
- かぶの皮、ヘタ
私は、ローリエを追加することもあります。
2)野菜くずと1リットルの水、料理酒大さじ1を鍋に入れ、沸騰させた後、弱火で30分、コトコト煮込みます。
3)ザルで濾したら完成!
上記の材料で作ったときは、ほんのりかぼちゃ色でした。なすの皮やヘタを入れたときには、ほんのり紫色になりました。玉ねぎの皮が入ると玉ねぎ色になり、風味もよくなる気がしました。
離乳食向けのアレンジ
野菜くずは、すでにあげたことのある野菜から集めます。
例えば、離乳食初期によく使われる、人参、かぶ、ほうれん草、かぼちゃ、トマト、ブロッコリー、さつまいもなどが候補となるでしょうか。
また、私は、料理酒を加えずに作っていました。臭みが出るかと思いましたが、少なくともわが家では、大丈夫そうでした。
ベジブロスの保存
1)大人の料理に使う場合
ペットボトルや、麦茶等を入れるガラスボトルに入れて冷蔵保管、数日以内に使い切っています。
2)離乳食に使う場合
製氷皿に入れて、冷凍庫でベジブロス氷として保管します。
ベジブロス活用-離乳食
娘と息子が、特に好きだったレシピをご紹介します。
ビシソワーズ風
- すりつぶしたじゃがいも(時期に応じてすりつぶし度合い調節)
- 乳児用ミルクまたは豆乳適量
- くたくたにした玉ねぎ(あれば。時期に応じて形状調節)
- ベジブロス氷1個
すべての材料を混ぜ合わせて温めます。じゃがいもの代わりにかぼちゃを使って、かぼちゃスープでもおいしいです。
とうもろこしパン粥
- 裏ごしコーンペースト※
- 食パン(耳を除く)
- 乳児用ミルクまたは豆乳(なくてもよい)
- ベジブロス氷1個
コーンペーストとベジブロス氷、豆乳を温め、食パンをちぎって浸します。食パンも一回分ずつ冷凍ストックしておくとさらに楽。
※わが家の御用達、パルシステムの裏ごし野菜ペーストです。他にも、かぼちゃ、人参、さつまいも、じゃがいもなどがあり、離乳食時期に大活躍しています。
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離乳食初期から使える万能野菜だし【ベジブロス】まとめ
豆乳バナナ
- バナナ
- 豆乳
- きな粉(お好みで)
- ベジブロス氷1個
バナナはレンジで軽く加熱してスプーン等でつぶします。ベジブロスと豆乳を一緒にレンジ等で加熱し、つぶしたバナナを加えます。最後にきな粉をふりかけてもおいしいです。吸い込むとむせてしまうので、きな粉はしっかり汁に浸るようにしてくださいね。
ベジブロス活用-幼児~大人向け
普通の料理にも活用できます。普段との味の違いを楽しむのもいいですね。
かぼちゃスープ
かぼちゃスープのレシピは問いません。水を入れるところをベジブロスに置き換えると、とても奥行きのある味になります。
夫にも、幼児食時期の子どもにも大好評です。
お味噌汁
普段の出汁を取らずに、ベジブロスのみでつくると、優しい風味のお味噌汁になります。出汁としては弱いので、大人には物足りないかもしれません。
ベジブロス+いつもの出汁でつくると、これまた奥深い味になります。
ポトフ
かぼちゃスープと同様、水を入れるところをベジブロスに置き換えます。ポトフ自体、野菜の旨味が出ているものですが、より深みが増すような気がします(そう思って食べるからかも(笑))。
ベジブロス、使ってみたくなりましたか?
以上、ベジブロスの作り方から活用レシピまでのまとめでした。
余談ですが、魚を本格的に摂り始める前は、ベジブロスのほかに、乾燥椎茸を使った、椎茸だしも使っています。初期には昆布だしを推奨している本もありますし、私も使わなくはないのですが、ヨウ素の取り過ぎを避けたいので、わが家ではあまり多用しません。鰹節を摂るようになると、鰹だしの頻度が一気に増えます。