外資系企業へ興味がある方の中にはこんな風に思う方もいるかもしれません。
そう考えるのはとてももったいないです。
英語ができないのに外資系製薬会社に転職した私が、昇級できた理由はずばり「仕事をしたから」です。
とはいえ、英語ができなくて大変なことはやはりあります。
外資系企業で英語が必要になる場面や英語ができなくて苦労したことなどをご紹介します。
英語は話せるに越したことはありません。外資系企業に興味があるなら、一日でも早く英語に慣れておくことをおすすめします。
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外資系企業で英語が必要な場面
外資系といっても会社や部署によって英語を使う頻度はさまざまです。
会社の公用語が英語の場合は、もちろんほぼすべての場面で英語が使われることになります。
公用語が英語でないうちの会社の場合、例えば営業職は、ほとんど英語を使うことはありません。顧客は日本人ですし、部長クラスになるまではグローバルメンバーや外国人上司と話す機会も少ないです。
しかし私のいるメディカルアフェアーズは比較的英語が必要な部署となります。
メディカルアフェアーズの業務内容ややりがいは製薬会社のメディカルアフェアーズに転職して働くために必要な3つのことに詳しく書いています。
公用語が英語ではない会社の場合に、社内で英語が必要になる場面を5つ挙げました。
①研修が英語
グローバル(海外)メンバーによる研修が実施される場合があります。
その場合、研修もちろん英語です。基本的に通訳も入りません。
ただ、主には聞くだけとなるので、英語難易度は低めと言えるでしょう。
②メールのやりとりが英語
グローバルメンバーとのやりとりの基本は英語です。
メールは自分のペースで返信を作ることができますが、ボディランゲージを使えない分きちんと意図を伝えるのは難しいこともあります。
失礼にならない英語表現を身につける必要があります。
③プレゼンが英語
外国人上司やグローバルメンバーへ向けて英語でプレゼンすることがあります。
プレゼンだけなら準備と練習でカバーできますが、その後の質疑応答やディスカッションが難関です。
④会議が英語
グローバルメンバーとface to face(対面)での会議や電話会議などをする機会があります。
英語での会議は英語のやりとりを理解しながら適切なタイミングで英語で発言しないといけないので難易度高いです。
一日中英語で会議となるとかなり消耗します。対面での会議よりも電話会議の方が難しいと感じます。
⑤上司とのコミュニケーションが英語
上司が日本人か外国人かで、日常で英語を使う頻度が大きく変わります。
とくに直属の上司が外国人の場合は、ほぼ毎日英語でのやりとりが発生します。
トラブルが起きた場合も英語で伝えないといけませんし、判断を仰ぐ際にも英語です。
公用語が英語でなくとも、英語が必要となる場面はたくさんあります。
実際に英語ができなくて苦労したことをお伝えしておきます。
外資系企業で英語ができなくて苦労したこと
私の英語力はTOEIC 600点台半ば(しかも大学時代のスコア)で、ビジネスで英語を使うラインには達していません。
転職前は内資系企業でほとんど英語を使いませんでした。
そんな私が苦労したことは「伝えたいことを適切なタイミングで伝えられない」ことです。
当たり前なことですが、そこに尽きます。
日本語だったらこう言いたいのに英語が出てこない。
今、言うべきなのにうまく言葉にできない。
何度ももどかしい思いをしましたし、まだまだ精進する必要があります。
日々英語では苦労しながらも仕事をしてこられたのは、英語ができないなりに努力をしているからです。
外資系企業で英語ができないことをカバーする方法
外資系企業で英語できないことをカバーする方法は3つです。
- 英語に触れる時間を増やす
- 事前に準備する
- とりあえず話してみる
①英語に触れる時間を増やす
外資系に転職してから、英会話学校に通いました。
転職直後は出張の多いMSLという仕事をしていましたが、合間を見つけてなんとか通い切りました。
出産後は子供と一緒に英語を聴いたり、歌をうたったり、絵本を読んだりして子供の英語教育でもありますが、自分にとって英語を触れる機会にもなっています。
②事前に準備する
英語ができない人が英語で仕事をする際、すぐにできることは、事前にしっかり準備することが最善と考えます。
会議があるなら、会議に関することを英語で整理しておく、プレゼンなら英語の言い回しを考えて、何度も練習しておく、上司とのコミュニケーションが必要な場合は、事前に言いたいことを考えておく…
私はこうして乗り切ってきたと言っても過言ではありません。逆に準備不足だと会議やプレゼンも消化不良で終わってしまいます。
最低限、自分の仕事に関係する専門用語を英語で理解できると会議などは乗り切りやすくなります。
③とりあえず話してみる
英語ができない日本人は、英語の会議でどうしても発言をしなくなってしまいます。
私も偉そうには言えません。でも、まずは話してみましょう!
会議中に最低でも一回は発言する、などと決めて取り組むのもいいでしょう。
英語ができない人にとって、英語を使う場面は、最高の実践の機会です。せっかくなのでどんどん活用しましょう。
日本人との仕事に慣れているメンバーは(人にはよりますが)、たどたどしい英語でもちゃんと聞いてくれます。意図を汲み取ってくれることも多いです。
疑問文になっていなくても、語尾をあげれば疑問だと認識してくれます。
とりあえず話してみましょう!
外資系企業で英語できなくても昇級できた理由
外資系企業で英語ができなくても昇級できたのは、やっぱり「仕事をしたから」です。
英語はツールです。ツールは使いこなせた方がいいに決まっていますし、英語ができなくて上司に苦言を呈されたこともあります。
うまく言えなくてもどかしい思いも何度もしたし、ようやくひねり出した英語がうまく伝わらなくて言い直すこともざらにあります。
英語というツールを使いこなせない分、人よりも努力が必要ですが、自分の仕事の目標を達成することはできます。
でも、英語を使いこなす努力は継続して必要だと日々感じてもいます。
英語できないけど外資系企業に興味がある方は転職エージェントに登録してみよう
転職エージェントは、転職したいときに登録したらいいのでは?
そう思うかもしれません。
転職は新卒時の就活以上に、出会いが大切です。自分が行きたいと思える会社のなりたい職種の求人がいつでもあるわけではありません。
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そうすることで妥協することなく転職できます。
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外資系企業へは英語ができなくても転職できる!最高の実践の場ととらえて精進しよう
私が転職で外資系企業に決めた理由の一つに、英語を使う機会を増やしたいということがありました。
転職前の会社にいるときも、カフェ英会話や会社の英会話レッスンを受けていましたが、実践の場があまりに少なく、英語を学ぶモチベーションを保てませんでした。
外資系企業に転職すると、いやでも英語を使います。
自分の英語のできなさがいやになりますが、最高の実践機会であるとともに、英語学習をするための最高のモチベーションとなります。
英語学習を続けながら、英語というツールを使いこなせない分、仕事は努力でカバーする。
そうすれば、英語ができなくても外資系企業で昇級するチャンスはあります。
外資系企業への興味のある方は、一日でも若いうちに、挑戦してみることをおすすめします。
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