育休明けの復帰面談でどんな話をするか考えていますか?
一回目の育休明けの復帰面談はノープランで臨みました。
いざ上司と会って、何を話せばいいか分からず、挨拶をして終わりました。
一回目の反省を生かして、二回目の復職に向けて、復帰面談で伝えたいことを事前に整理して臨みました。
その結果、満足度の高い復帰面談となり、仕事のスタートダッシュも成功しました。
復帰面談で、育休明けの仕事始めがスムーズにいくかどうか決まるといっても過言ではありません。
実家遠方でも二人目復職後フルタイムで働く私が、復帰面談で話すべきポイントを伝授します。
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育休明け復帰面談で絶対に話しておきたい5つのポイント
復帰面談は、翌週に復職を控えた日にありました。朝の通勤ラッシュを少し過ぎた頃、電車で向かいました。
切迫早産で予定より早く休職したので、1年5か月ぶりの職場でした。
①復帰面談で会社や部署の状況を聞く
復帰面談では、育休中の組織変化や人の入れ替わり、部署の状況を確認しましょう!
産休と育休を合わせると、短い人でも数か月、長い人で2年以上のブランクがあります。
その間に起こったことのダイジェストと、今の組織の状況を把握することが大事です。
私の場合、復帰面談の日は、上司との約束よりも20分ほど早く着きました。
おかげで復帰面談前に、顔見知りの人たちから、人の入れ替わりや部署の状況を簡単に聞くことができました。
育休中に入社または異動してこられた方々ともご挨拶できました。
上司との面談でも、組織が大幅に再編成されていたので、こちらから聞くまでもなく、上司の方から、組織図を見せて説明してくださいました。
幸い私のいる部署はそれほど大きく変わっておらず、私は元のポジションで復帰する予定になっていました。
自部署の変化だけでなく、関連部署メンバーの入れ替わりもしっかり確認しました。
一人目の育休明けの復帰直後、仕事内容の最新情報に追いつくよりも、組織的な部分や、人との関係性を再構築することのほうが、大変だと感じていました。
スムーズに人との関係性を再構築するためにも、組織や人の変化を把握することはとても重要です!
②復帰面談で仕事に対するモチベ―ションを伝える
これ、かなり重要です!
復帰面談で、時間的な制約や子供の急な病気で休むリスクなどは置いておき、仕事に対するモチベーションを伝えましょう!
上司は、育休明けの女性社員に、どのように配慮したらいいか分からない場合があります。
その結果、自分が求めているのとは違う気遣いをされることになりかねません。
私は一人目の復職時は、上司が転職でいなくなっていて、さらに上の上司が兼務していました。
業務内容の詳細を知らない兼務上司は「業務の割り振りはメンバー同士で話して決めて」と丸投げ。
結果、業務の割り振りに苦労しました。
一人目の苦い経験があったので、復帰面談で仕事のやる気をみせておくことが大事と考えました。
そこで以下のことを伝えました。
フルタイムで働くこと
週1で残業ができること
出張も調整次第でいけること
さらに「出来ないときはこちらから言うので、変に遠慮せず普通に扱ってほしい」旨を伝えました。
かなり意欲を見せられたと思っています。
意欲を見せた上で、復職後の仕事内容を話したので、スムーズに話ができました。
実際にサポート的な仕事だけではなく、責任のある仕事も任せてもらえました。
さっそく大事な会議への出席の予定も入りました。
私が復帰する少し前に、チームメンバーの一人が辞めたため人手不足だったという理由もあったのでしょうけど。。。
関連部署メンバーにも会う人会う人に「待ってたよー!」と言ってもらえました。
育休明けは、時間的制約や両立のリズムに慣れず大変です。
やる気はあっても仕事が思うように進まないジレンマを抱えることもあります。
それゆえ、仕事に対するモチベーションが下がってしまったと周囲に誤解されることがあります。
自分の言葉や態度で、はっきりと意欲を伝えることをおすすめします!
③復帰面談で自分の状況や起こりうるリスクを伝える
仕事に対するモチベーションを伝えた上で、やはり欠かせないのは、復職後の状況や起こりうるリスクを伝えることです。
上司によっては、乳幼児を抱えて働くことがどう大変か、よく知らない方もいます。
仮に上司自身が知っていたとしても、一人一人家庭状況やサポートの有無、子供の性格などにより事情は変わります。
上司はなにも知らないという前提で、復帰面談で考えられることをすべて話しておきましょう。
いざ何かあったときや急な休みをとるときに安心です。上司もリスクを知っていた方が対応や配慮をしやすいですよね。
一般的には以下のようなことを伝えるとよさそうです。
- 時短勤務や定時帰りなどの時間的な制限
- 子どもが熱を出した場合の対応
→自分がすべて対応するのか
→夫婦で分担するのか
→他のサポートが得られるのか、など - 健診や通院などで休む可能性があること
- 一度熱を出すと一週間ほど長引く可能性があること
私は以下3点を伝えました。
実家は遠方で、日々のサポートは得られないこと
息子は3月末まで実家に居候していること(復帰は1月末)
フルタイムで復帰するけど、働いてみて厳しかったら時短勤務にしたいこと
いちばん病気になりやすい1歳息子が不在のため、熱で呼び出されるリスクは、一般的な復帰直後よりは低いと考えていました。
子どもの病気で急な呼び出しや休むことがあるという点は、さらっと伝えるだけに留めました。
私の上司は、共働きで両方のご実家が遠く、お子様二人いらっしゃる方だったので、状況は理解されやすかったです。
相手に状況を理解してもらうことで、適切なサポートも得られやすくなります。
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④復帰面談で活用できる制度の利用状況を確認する
育休中に制度が変わっていることもあるので、復職後に活用できる制度を確認しましょう!
制度の存在だけでなく、実際にどの程度社内で利用されているのか、定着具合を確認しておく方がベターです。
私は、育休中に正式導入されていた在宅勤務制度(テレワーク)のことをしっかり確認しました。
私の部署では、上司含めみなさん利用されているようでした。
テレワークの日は、私用で一時中断して、夕方から再開してもいいし、午前中会社にきて、午後は私用、夜にテレワークでもいいそうです。
自由度高めで使い勝手がよさそうでした。
細かい上司への連絡も不要。テレワークする旨を事前にメール連絡しておけばOKということでした。
ちなみに…制度はあるけど、利用者があまりいない場合もあるかもしれません。
そんなときは恐れず、先駆者になる選択肢を私はおすすめしたいです。
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⑤復帰面談で産休育休中の感謝を伝える
最後にもってきてスミマセン。。。感謝は開口一番伝えましょう!
産休は義務ですし、育休も権利ではありますが、不在中にはカバーしてもらっています。
感謝の気持ちをしっかり伝えたいですね。
私は、本来の産休より早く、切迫早産で休職してしまいました。
上司を含む何名かには、突然休んだことへの謝罪とお世話になった感謝を伝えました。
ただ、予定よりもさらりと述べる形になってしまい、あれでよかったのか?とちょっと自問自答中です。
復職日には、また改めてお礼を伝えようと思っています。
感謝はきちんと伝えることが、スムーズな復職のためにも大事です!
復帰面談には手土産をもっていく?
復帰面談に、手土産を持っていくか悩みますよね。
私は復帰面談の日は、チームメンバーと特に産休直前にお世話になった数人にだけ、ちょっとした手土産を持っていきました。
復帰面談のタイミングが復職日の数日前だったからです。
例えば復帰当日の1か月前であれば、もう少し広く関連部署メンバーにまで対象を広げて持っていったと思います。
復職日には、アンリシャルパンティエのフィナンシェ・マドレーヌの詰め合わせを持っていきました!
育休明けの復帰面談で話したいことを事前にまとめよう!
復帰面談で話したいことは事前に整理しておくことをおすすめします。
話すときに漏れがないよう、メモしておくともっといいですね。
私は復帰面談で事前に話したいと思っていたことは、ほぼ達成でき、有意義な時間になりました。
会社に行く前は、かなり緊張していましたが、行ってしまえば、緊張はふっとびました。
上司は育休中の復帰面談は必須ではない、と言っており、面談を実施するかは判断をゆだねられていました。
復帰面談をすることにして、よかったです。
育休中に変わっていた上司の上司(外国人)とも初めて顔を合わせてご挨拶しました。
英語を上達させたいなら、育休が終わる前にオンライン英会話を始めておくことを強くおすすめします…
オンライン英会話8社を外資系ワーママが徹底比較した結果
復帰面談でしっかり話していたので、復職当日は落ち着いて会社にいくことができました。
復職の心構えができますし、復職後にもつながりを継続できるワーママ同志と出会えます。
せっかくの育休中、最後の最後まで楽しんでくださいね!