泣かせないネントレは新生児から無理なく始められます。
一人目妊娠中、0歳4月で仕事復帰する気満々だった私は考えました。
一冊の本を参考に自分なりにアレンジして泣かせないネントレを実践しました。
その結果、完全母乳でも夜泣きのない子になりました。
二人目は完全ミルクで夜泣きのない子になりました。
この方法なら、母乳もミルクも関係なく、夜泣きを回避できます。
そこで、これからネントレを始めたいママへ、泣かせないネントレにおすすめの本や3大ポイント、実践方法を詳しくご紹介しています。
二人目のネントレ方法も最後に載せているので参考にしてくださいね。
新生児から無理なくできるネントレで、夜間のストレスを減らしませんか?
- よく寝る子になってほしい
- 夜泣きを回避したい
- 断乳はまだしたくない
- ジーナ式の泣かせるネントレはやりたくない
- 夜しっかり寝たい
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泣かせないネントレの三大ポイントと夜泣きの原因
まずは絶対に押さえておきたい、泣かせないネントレの三大ポイントを伝授します。
- 生活リズムをつける
- 寝かしつけ方法を一定にする
- 夜泣きと寝言泣きの違いを見極める
一つずつ詳しくご説明しますね。
①生活リズムを意識する
赤ちゃんの体内時計を1日24時間のリズムに合わせるために、朝の太陽の光を浴びてリセットしていきます。
赤ちゃんの体内時計は24.5時間周期です。
しかも新生児の頃は、体内時計がそもそも働いておらず、昼夜の区別もありません。
生後1か月ほどすると体内時計が動き始めますが、まだまだ未熟の状態です。
リズムがつかないうちは、夜に目が覚めて泣いてしまいます。
体内リズムが整うのは生後3~4か月と言われています。
朝はなるべく決まった時間に、できれば8時までにカーテンを開けてリズムを整えていきましょう。
②寝かしつけ方法を一定にする
立ってゆらゆら、ドライブ…赤ちゃんを寝かしつけるのに効果的と言われる方法はいくつかあります。
自分がつらくなる寝かしつけ方法はやらないようにしましょう。
赤ちゃんは変化を好まないので、一度クセがついてしまうとその方法でしか眠れなくなる可能性があります。
夜中に目が覚めるたびにその寝かしつけ方法を求めるので、夜泣きにつながります。
寝かしつけは、パパママおばあちゃんと、誰がやってもなるべく同じ方法にしましょう。
③夜泣きと寝言泣きの違いを見極める
赤ちゃんも寝言を言います。
当然ながら言葉を話せないので、寝言は泣き声のように聞こえるので「寝言泣き」と言います。
寝言泣きのときに、パパやママが抱き上げておむつチェックして…としていると寝ているものも起きてしまいます。
寝言泣きのときは2~3分するとおさまります。まずは少しそばで様子を見てみましょう。
すぐには泣き止まなかったり、泣き声が大きくなったりしたら、抱っこしてあげましょう。
夜泣きと寝言泣きの違いを見極めることが重要です。
ネントレの三大ポイントですら無理なときがあってもいい
「ぜんぜん寝てくれないから、つい立ってゆらゆらしちゃう」
「夜中に授乳やミルク対応すると朝起きられないよ…」
そういう日があってもいいのです。
できる範囲で意識してみてください。
私も辛い日は、8時までになんとか一度身体を起こす→カーテンを開ける→二度寝をしていました。
泣かせないネントレなら『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』
ここまでに書いた三大ポイントやこれ以降の詳しい実践方法は、この本をベースにしています。
この本を読んで、私なりのアレンジも加えて、新生児から泣かせないネントレを実践しました。
『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』
その結果、完全母乳の娘も完全ミルクの息子も、生後2~3か月頃には、夜中1回起きるか起きないか程度によく眠り、その後も夜泣き知らずです。
本には、以下のことが書かれています。
- 夜泣きの原因
- 生活リズムのつけ方
- 寝かしつけのポイント
- 月齢ごとの一日のスケジュール
- ネントレのポイント
ジーナ式の本で”新生児を別室で一人で寝かせて、泣いても抱っこせず、一人で眠りにつけるよう訓練をする”と読んで、私にはできないと思いました。
ジーナ式ネントレを実践した友人からも「初めの3日間は泣いても抱っこできなくて気が狂うかと思った!」と聞いていました
散々探して、出会った本でした。
「ジーナ式ネントレは向いてないかも」と感じるママにはおすすめのやり方です。
完母の娘も、完ミの息子も、横にいるだけで寝付き、夜泣きのない子になりました。
泣かせないネントレは添い寝推奨
泣かせないネントレは、新生児から始められます。
泣かせたまま放置することもありません。また、一人で寝かせる必要はありません。
むしろ添い寝を推奨しています。
添い寝は赤ちゃんが安心でき、精神安定によいことが分かってきています。産院でも推奨されました。
ただ私は、赤ちゃんの横で寝ると自分がリラックスできず眠りが浅くなってしまいました。
わが家では大人のベッドにベビーベッドを横づけして寝かせていました。
娘は1歳半頃まで、息子は6か月頃まではベビーベッドで寝ています。身体つきがしっかりしてきた頃から、大人ベッドで一緒に寝ています。
添い寝をするかどうかは自由に決めて大丈夫です。
以下より、さらに具体的に、実践したネントレのやり方をお伝えしていきます!
泣かせないネントレを新生児から実践したやり方
私が実践した「新生児から始める泣かせないネントレ」の8つのポイントをご紹介します!
できるところからぜひやってみてください。
①昼は明るく賑やかに、夜は暗くする
第一子の場合、日中賑やかにすることは意外と難しいです。私も娘と二人でしーんとしていました。
まずは、絵本を読んだり一緒に遊んだり、お散歩したりするので十分です。
赤ちゃんのうちは、夜もリビング等で寝かせることがあるかもしれませんが、大人が起きている間も、暗い寝室等で寝かせた方がよいです。
昼夜のリズムがつきやすくなります。
わが家は2階の寝室で寝ています。リビング階段ということもあり、泣いたら聴こえます。
心配な場合は、ベビーモニターの利用もオススメです。
暗視カメラで、寝ている様子が分かりますし、泣いたらモニターが作動する機種もあります。
②夜7時には寝かす
本には、遅くとも夜8時までに寝かせましょうと書かれています。
第一子である娘のときは、夜7時就寝を目指しました。赤ちゃんの睡眠時間を十分確保したかったのと、夜の大人時間が長くなるので。
「夜は暗く」かつ「夜7時には寝かす」は産院のときから実践しました。
大部屋でしたが、たまたま、最終日以外は私たち親子だけだったので、消灯時間を待たず、勝手に消灯していました。
娘は寝ぐずりが激しめで、新生児~生後2か月くらいまでは、寝付くまで1時間、長いときで2時間かかることも。
逆算して夕方5時とか6時頃から寝かしつけを開始しました。
おでかけは、基本的に娘の就寝時刻がずれないように設定し、旅行もリズムが崩れ過ぎないように計画しました。
娘は、3歳過ぎる頃まで、夜8時以降に外にいたことは、数えるほどしかありません。
生後6か月で復職してからは、寝るのが8時頃になってしまいましたが、すでにぐっすり眠るペースが出来ていたので、特に問題は起こりませんでした。
③早起きをする
夜、早く寝かせたくても赤ちゃんが寝てくれない、ということもあるでしょう。早く寝かせるためには、早起きすることが大事!
早寝早起きではなく“早起き・早寝”でリズムを作っていきます。
私は朝が苦手で、この点が不安でした。
本には、朝7時頃には起きましょうと書いてありましたが、私は8時までを目指しました。
それでも、夜中に授乳等で起きると、起きられないときもありました。
そんなときは、一度は娘と起き上がり、カーテンを開け朝日を浴びて、二度寝するようにしていました。
はたして、この行動に意味があったのかは、分かりませんが、。。。
息子のときは、早起きの娘に起こされるおかげで、この点は苦労しませんでした。
④寝言泣きを見極める
三大ポイントにも書いた寝言泣き。
寝言泣きの場合、2~3分ほど様子を見ていると落ち着きます。40~60分ごとに寝言泣きのサイクルがあり、可能性が高まります。
赤ちゃんが夜泣いたとき、特に、授乳やミルクのタイミングではない場合、寝言泣きかどうかを見極めることが大事です。
実際、意識していると、娘も息子も、寝言泣きは結構ありました。
⑤添い乳はしない
添い乳は、睡眠リズムを作るという観点では、推奨されません。
赤ちゃんが泣く度におっぱいを咥えさせる習慣がついてしまい、おっぱいが安眠グッズになってしまう可能性があります。
ただの寝言泣きのときにもおっぱいが与えられると尚更です。
ということで、どんなに眠くとも、私は夜中も座って授乳しました。その姿勢のまま寝ていることはよくありましたが。
添い乳自体は、赤ちゃんが安心するし、ママも身体を休められます。冬の寒さに凍える心配もありません。
添い乳をする場合は、寝言泣きかどうかを判断し、タイミングを見極めてあげるようにしてみてください。
⑥おっぱいで寝かせない
添い乳と近いのですが、眠りに落ちる瞬間に、おっぱいを咥えていないよう意識していました。
おっぱいが入眠グッズになってしまうのを防ぐためです。
月齢が小さいうちは、寝る直前に授乳はするのですが、眠りに落ちる前のうとうとしている状態のうちに、おっぱいから口を外すようにしました。
タイミングが悪いと、外すことで泣いてしまう場合もあるので、結局おっぱいで寝てしまうこともしばしば。
それでも、寝る前の授乳は、歯が生えてきて、虫歯が気になりだした頃、それほど苦労せずにやめられたので、意識していた甲斐があったのかもしれません。
産後の胸が垂れるのを予防した超簡単な3つの方法!ママ必見です
⑦寝かしつけ方法を一定にする
日によって、あるいは人によって寝かしつけ方法が違うと、いつもとちがーう!と余計に泣くことがあります。
寝かしつけ方法は、なるべく大人が楽な方法で、いつも同じであることが望ましいです。
本には、すでに定着してしまった寝かしつけを変えるコツも書かれています。
夫や母にも協力してもらい、基本は立たずに、座って抱っこしてトントン、ダメなら座ってゆらゆら、という方法で寝かしつけることにしました。
娘のときはかなり苦労しました。
娘は寝ぐずりがひどく、特に夫は、すぐに立ってゆらゆらしがち。夫の言い分としては、最終兵器おっぱいがないから。
でも、できる限り、手をかけずに寝かしつけることを心掛けたからか、最終的には、横にいるだけで寝付くようになりました。
⑧入眠グッズ/儀式を作る
入眠グッズや儀式があると大人が楽できます。
といっても、これがまた難しく、オルゴールを聞かせる、特定の子守唄を歌う、ぬいぐるみを置いてみる等々試しましたが、定着しませんでした。
生後8か月頃から、娘は、私の脱いだTシャツ等で落ち着くことが増えました。
初めはどのシャツでもよかったのが、段々ある1つのTシャツに限定されていき、入眠、さらに精神安定グッズとして定着しました。
そうなってからは、とても楽でした。
ただ、いまだに、保育園に行くとき以外は常に一緒です。
いつ手放せるのか、少し不安もありますが、ちゃんと言い聞かせれば家に置いていけることもあるので、なんとかなるかなーと考えています。
息子は、指しゃぶりが一番の入眠グッズになっており、自己解決型です。タオルを握りしめるのも好きです。
2人の共通点として、暗い寝室に入ること自体が、入眠のスイッチになっている気がします。
二人目のネントレも泣かせないで夜泣き対策
二人目のネントレのポイントは2つ。
- 一人目のリズムとすり合わせて新たなリズムをつくる
- 二人同時に寝かしつけできるスタイルを探る
一人目のリズムとすり合わせて新たなリズムをつくる
一人目がすでに生活リズムができている場合、なるべく崩さずに二人目を合わせていくんが理想です。
とはいえ、現実はなかなかそうもいかず…私は、新たに生活リズムをつくっていきました。
二人目である息子は、産まれた翌日にNICUに入ってしまったこともあり、娘のときのように夜7時消灯はできませんでした。
せっかく個室の産院にしたのに。。。
退院後も、既に娘が8時半頃に寝るリズムになっていたことと、二人育児が大変だったこともあり、本来の理想である7時に寝かすことは、諦めました。
息子が新生児のうちは、早くて8時、遅いと9時~10時になっていました。
生後2~3か月して、二人の寝かしつけに少し慣れてきたので、8時半~9時頃に寝るリズムで落ち着きました。
理想の就寝時間である7時には寝かせられませんでしたが、毎日同じくらいの時間に寝かせていたからか、息子も夜泣きは一度もしませんでした。
二人同時に寝かしつけできるスタイルを探る
息子は、娘とは違って、寝ぐずりがほとんどなかったのは幸いでした。
基本は、座って抱っこしてトントンすると寝付く子でした。
ただし、息子と娘を二人同時に寝かしつけるとなるとそう簡単ではありません。
まず、座って息子を抱っこしていると、娘に「ママも横になって」と言われました。
二人同時に寝かしつけるため、やむを得ず、早い段階で大人と同じベッドに寝かせました。
息子もベッドに置いて、必死にトントンしたり宥めたりしているうちに、横にいるだけで勝手に寝るようになりました。
所要時間、約10分。
なにかとお手軽な二人目です。
もう一つ困ったのが、息子にミルクを飲ませるタイミングが娘の寝かしつけと被ったときでした。
座って息子にミルクを飲ませていると、やっぱり「ママも横になって」と言われてしまいます。
なるべくミルクの時間が被らないようにしていたものの、苦労しました。
暗い寝室のベッドの上で、娘と手をつなぎながら、娘をなだめつつ、息子に片手でミルクを飲ませました。
ちなみに私は完ミの二人目でミルクのめんどくささを知りました。
ティファールで毎回お湯を沸かしていたので、冷めるのも時間がかかりました。
それが、70℃のお湯がでるウォーターサーバーに変えたら夜中のミルク作りもめちゃくちゃ楽で感動したのを覚えています。
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新生児からのネントレと一日のスケジュール例
『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』には新生児からスタートして、月齢ごとの参考スケジュールが載っています。
全部この通りにするのは難しいかもしれませんが、リズムをつける参考になりました。
例として、5か月~6か月のスケジュールを載せました。
お昼寝は、したいだけ寝かせるのではなく、目安時間を参考に起こすことを奨めています。
また、朝寝・昼寝・夕寝の3つに分かれていることをイメージしてリズムをつけるといい、と。
私は、寝たいだけ寝かせたかったので、基本的に昼寝は起こしませんでした。夕方遅くまで寝かせ過ぎないことだけ、意識しました。
夕方5時頃までに起こすのがよいです。
それでも、だんだん、昼寝のタイミングは一定になっていきました。
泣かせないネントレを新生児から始めて夜泣きのない子に!
泣かせないネントレは新生児から始めるのに最適な方法です。
ジーナ式をやりきる自信がない方はぜひ試してみてください。
新生児から始められる方法ですが、それ以降でも遅いということはありません。
私が『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』をおすすめした友人は、1歳児の夜泣きをなくせました。
子どもの性質やお家の環境等が違うので、すべて本の通りにするのは難しいですよね。
私も、うまくいかないことはたくさんありましたが、娘と息子の夜泣きを回避できました。
無理しすぎず、自分流にアレンジしてやってみてください♪
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